グリーン購入(グリーンコンシューマーになること)とは、日ごろ購入している商品を、環境に配慮した商品の中から選んでいくという活動です。誰にでもすぐに始められる環境保全活動です。それが、グリーンコンシューマーになることです。
大量消費、大量廃棄型社会から資源循環型企業へのチェンジを目指して、いまグリーンコンシューマーを進める官公庁、自治体、学校、企業がどんどん増えています。政府も、国等における環境物品の調達の推進等に関する法律(グリーン購入法・平成13年4月施行)により、グリーン購入活動を支援しています。
納得できることからムリなく購入し、利用できることから少しずつ始めましょう。具体的には、どのような基準で購入していけばいいのか。 以下が、おおよその目安となるグリーンコンシューマー10原則です。
- 食べ物、飲み物、洋服、電化製品、おもちゃ、ゲーム機など、必要なものを必要なだけ買おう。
- ランドセル、バッグ類、洋服、靴、家具など、長く使えるものを選ぼう。
- 食料品、衣類など、包装の少ないものを選ぼう。
- 電気製品などは、エネルギー消費の少ないものを選ぼう。
- 食べ物、飲み物、身に着ける下着、洋服、バッグ類などは、自然や健康を損なわないものを選ぼう。
- できるだけ直送品(作った人に公平な配分をされているもの)を選ぼう。
- できるだけ自然なもの、化学物質の少ないものを選ぼう。
- できるだけリサイクル(再生原料から創られたもの)を選ぼう。
- できるだけ地産地消品(近くで作られたもの旬のもの)を選ぼう。
- できるだけ環境マークが付いた(環境対策に熱心なお店)で買おう。
(グリーンコンシューマー全国ネットワーク・グリーコンシューマー10原則より)
なるべく環境に負担をかけない商品を、ひと目で選べる助けとなるのが環境ラベルです。環境マークは、公的なもの、企業独自のものなど、さまざまです。キタダのランドセルとスクールバッグは、東洋紡が開発したPETボトル再生繊維の生地を使用。メーカーのPETボトル再生繊維製品ブランド「エコールクラブ」マークがついています。また、PETボトルリサイクル推進協会が認定したリサイクル推奨マーク認定商品の証として、推奨マークもついています
(キタダでは、通学用カバンとして初めてのエコマークの認証を取得。エコマーク認定番号第06 104 039号)。